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はじめに

この記事は、あくまでも記者の解釈で説明しています。




圧縮プログラムとは?

通常、文章や絵をコンピューターへ保存すると、大きなデータとしてコンピューターに記録するのですが、圧縮することにより、この大きなデータを小さくしようというプログラムです。

パソコンやインターネットを使う上で、必須といっていいほど圧縮ファイルがあります。
圧縮ファイルについて、順に説明していきたいと思います。




可逆と非可逆

まず、圧縮には二通りの方法があります。
1つは「完全に元に戻す」方法、「可逆」圧縮、もう1つは「なるべく元に戻す」方法、「非可逆」圧縮です。

可逆圧縮は、元通りにファイルを解凍(復元)しますが、非可逆圧縮だと、元通りには戻りません。

「元に戻せないのに、何に使うのか?」というと、「画像ファイル」や「映像」、「音声」データを圧縮する場合に使用します。
これらは、一般的にデータ量が多く、そのままの状態で保存すると、ハードディスクを圧迫します。
非可逆圧縮は、圧縮を繰り返せば繰り返すほど画質が劣化します。




可逆圧縮形式

LZH, ZIP, CAB, RAR, GIF, PNG, AVI, WAV等。





非可逆圧縮形式

JPG, MPEG等。





LZH, ZIP, CAB等の書庫

圧縮ファイルの中には、多くのファイルを1つのファイルへまとめて圧縮する形式があります。とても便利です。

記者は、フォルダにファイルをまとめて、フォルダを丸ごと圧縮していますが・・・、近年64ビット化により、Windowsのエクスプローラーが64ビット化し、64ビットプログラムから32ビットプログラムを読み込むことが出来ず、32ビットプログラムが動かせなくなったようですね。

便利な機能があるのですが、記者はパソコン暦が長く、実は未だにDOSプロンプトを愛用してまして、DOS時代から使用しているlha.exeとバッチファイルで圧縮しています。便利です。
現代のプログラムは高機能なのですが、その分、容量が大きく起動に時間がかかるものが多いのですが(このサイトの物も(^^;)、lha.exeは用量が小さく高速です。


いろいろ使用していると、Windowsには、「圧縮(zip形式)フォルダー」という機能があります。
画面上で、「マウス右クリック」「新規作成」「圧縮(zip形式)フォルダー」により作成し、ここにコピーするだけで圧縮できます。便利ですね。





用途

記者は、次のように使用しています。









写真
jpg
保存のたびに画質が落ちるので、通常pngで保存し最後にjpg化する。
画像
bmp, png, gif

動画
mpeg

無圧縮動画
avi

音楽
mpeg,

無圧縮音楽
wav

すべてのファイル
lzh, zip, cab



日本では、lzh圧縮ファイルが普及しています。

lzh形式へ保存するプログラムは、Vectorさんより入手することができます。