以前だったら高価だった物が、今では安く手に入る時代になりました。ですが、これらの知識はお持ちでしょうか？

気づいたら加害者に・・・、最近アクセスが遅くなった・・・、など起こっていませんか？

もしかしたら、誰かがあなたのルータを使用しているかもしれません。

ここでは、無線ＬＡＮについて少し語ります。

現在では、出荷時から「暗号化」「ＳＳＩＤを隠す」機能が備わっている機種が多いと思います。 これらの機能により、外部からの不正利用やインターネットショッピング等での個人情報流出を防ぐ事が可能になります。

無線ＬＡＮには親機と子機があり、子機は図のように親機を探します。 親機が複数ある場合、どれが自分の親機かを識別する事が出来ないでしょう。 その為、親機はＳＳＩＤといわれる識別名を持ちます。

どうやって親機を探すかというと、ボタン１つ、もしくは自動的に近くにある親機を探します。

このＳＳＩＤを隠す機能を持つルータがあります。 何のために、こんな機能があるかと言いますと、第３者が皆様の親機を勝手に使う事が出来るからです。

では、どうやって設定するのでしょうか？　簡単。マニュアルを見ることです。 親機がこの機能を備えてさえいれば、ＳＳＩＤを隠すのは最も簡単だと思います。最初に設定することをお勧めします。

無線ＬＡＮには、ＷＥＰ等の暗号化機能を備えている機種があります。 何を暗号化するかというと、子機＜−＞親機　間のデータを暗号化しているのだと思います。

現在では、インターネットショッピング等で知られては困る個人情報などを扱っています。 暗号化機能を使わなければ、電波を他人が読みとり見ることが可能・・・らしいのです。

その為、親機と子機に暗号キーを登録することで、このキーを知る物しか暗号化や解読が出来ないようにしてしまおうという事です。

簡単な話です。親機と子機のマニュアルを見る。何故２つのマニュアルを見る必要があるかというと、親機と子機の間で暗号化を行うので、両方に同じ暗号キーを登録しなければならない、暗号はメモしておいた方がいいと思います。

ＭＡＣアドレスとは、機械に与えられた識別子。例えば、子機、親機は別のＭＡＣアドレスを持ち、このアドレスはインターネット上で使われるため、世界で１つしかない重複しない物になるのではないでしょうか？

ＭＡＣアドレスフィルタリングとは、親機にアクセス可能な子機を限定する機能で、指定されたＭＡＣアドレスを持つ子機からしかアクセスできなくする機能だと思います。

ファイアーウォール機能として取り入れられている技術の１つ、パケットフィルタリングですが、これはルータを通過するパケットを監視し、不正なパケットを除外したり、許可されている物だけを通しす物です。

例えば、インターネットではサーバーといった物があり、１つのサーバーには何人もの人がアクセスしてきます。 大きなデータを送信すると、使用している回線が１つの大きなデータに占有されてしまいます。

その為、１つのデータをネットワークでやりとり場合、データを細かく分割し相手先に送ります。これがパケットです。

インターネットには膨大なサーバーがあり、各サーバーに接続しデータを送受信しています。
それらのサーバーや皆様のコンピューターにはＩＰアドレスが割り当てられていて、この情報を元にデータの送受信を行っています。
ＩＰアドレスはパケットに含まれています。

インターネットをしていると、ポートというものを聞いたことがある人がいるかも知れません。
ポート２１はＦＴＰ、ポート？？はメール送信、ポート？？はメール受信など、予めポートによって用途が決められていたと思います。
つまり、何が目的で送るか？何が目的で届くか？という事ではないでしょうか。

パソコン初心者の方は、マニュアルを読むのが難しいでしょう。何が難しいかというと、専門用語を使っていて、多くの専門用語がわからないからだと思います。
しかし、このウェブページの内容を読んで、無線ＬＡＮでは、ＳＳＩＤ、ＭＡＣアドレスフィルタリング、暗号化の３つは最低限使うべきだと思うでしょう。
一気に全部やれとは言いません。少しずつでもやってみれば、だんだんとわかってくると思います。

難しいことほど、出来たときの満足感も高いと思います。あきらめずに。(^^;

＃ここでの内容は私の知識で、間違いもあります。ご指摘下さい。